食中毒予防のためのご案内
- たかの
- 2025年9月2日
- 読了時間: 2分
食中毒について知っておきましょう
食中毒は、細菌やウイルスがついた食べ物を食べることで、下痢・嘔吐・腹痛・発熱などを起こす病気です。潜伏期間(食べてから症状が出るまでの時間)は原因によって異なります。
潜伏期間と原因のめやす
数時間以内(1〜6時間)
黄色ブドウ球菌(お弁当・菓子パンなど)
セレウス菌(炒飯やスパゲッティなど)
→ 突然の強い嘔吐
半日〜1日
ウェルシュ菌(カレー・シチューなど)
→ 下痢・腹痛が中心、嘔吐は少ない
1日〜数日
サルモネラ(生卵・鶏肉)
腸炎ビブリオ(生魚・寿司)
カンピロバクター(加熱不十分な鶏肉)
→ 発熱・下痢・腹痛
数日〜1週間
腸管出血性大腸菌 O157(牛肉・生野菜)
ノロウイルス(二枚貝)
→ 血便、強い下痢、嘔吐
予防のポイント
手洗いをしっかり(調理前・食事前・トイレ後)
食材はよく加熱(中心温度75℃以上で1分以上が目安)
調理後はすぐ食べる、作り置きは冷蔵保存
生肉・生魚と、食べる直前の食品は分けて調理
体調が悪いときは調理を控える(特にノロウイルス)
受診の目安
強い嘔吐で水分が取れない
血便が出る
高熱が続く
小児・高齢者・基礎疾患のある方で症状が強い
→ 早めに医療機関にご相談ください
安全な食生活を心がけ、食中毒を予防しましょう!
基本的には、抗菌薬ではなく、脱水の補正を行いつつ対症療法です。
① 感染性胃腸炎:診断の目安表
食中毒 診断の目安(潜伏期・症状・食歴)
潜伏期 | 主な原因菌・ ウイルス | 主症状 | 食歴で多いもの | 診断のポイント |
1〜6時間 | 黄色ブドウ球菌、 セレウス(嘔吐型) | 嘔吐主体、腹痛、下痢は軽度 | 菓子パン、弁当、常温保存の米飯・麺類 | 急激な嘔吐が特徴。発熱少ない |
8〜24時間 | ウェルシュ菌、 セレウス(下痢型) | 水様性下痢、腹痛、嘔吐は少ない | カレー、煮物、シチュー | 大量調理→常温放置がリスク |
12〜72時間 | サルモネラ、 腸炎ビブリオ | 発熱・下痢・腹痛 | 生卵、鶏肉、生魚、寿司 | サルモネラは卵・鶏肉、腸炎ビブリオは夏季の魚介類 |
2〜5日 | カンピロバクター | 発熱、腹痛、下痢(時に血便) | 加熱不十分な鶏肉、焼き鳥 | ギラン・バレー症候群の合併注意 |
2〜7日 | 腸管出血性大腸菌 (O157など) | 激しい腹痛、水様下痢→血便、HUSリスク | 牛肉(タタキ、ハンバーグ)、野菜 | 抗菌薬投与は慎重に(HUS誘発) |
1〜2日 | ノロウイルス | 嘔吐・下痢、発熱は軽度 | 二枚貝(カキ)、調理器具を介した感染 | 冬季流行、家族内・施設内集団発生が多い |

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